作業者マインドは今すぐ捨てるべき

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こんにちは。今回は、悪い典型例、「作業者マインド」について解説をしていきます。作業者マインドとは一体何なのか、作業者マインドの弊害は何か、そしてその作業者マインドに陥らないようにするためにはどうすればよいのか、について解説していきたいと思います。

作業とは

この記事における「作業」とは、決められた手順、決められた方法で与えられた課題を解決するものを指します。

例えば、商品名が書かれた段ボールにその商品が正しく入っているか確認するなどです。

作業者マインドとその弊害とは

作業者マインドとは、「決められた手順、決められた方法で与えられた課題を解決するマインド」を指します。

この思考しか持っていないと、その人ができる仕事の範囲はとてつもなく狭くなり、結果としてその人の仕事における人材価値が下がってしまいます。 

最もタチが悪いのは、作業風のタスクです。

作業「風」とは、名店の秘伝のタレのように、長年同じようなやり方で進められてきた「一見ゴールも手順も決められているように見える」タスクです。

これに対して作業者マインドで挑むと、結果として誰がやっても同じ、つまり、「あなたの付加価値がゼロである」ということを表し、ロボットに代替される未来が待っているかも知れません。 

また、答えが決まっていないタスクを遂行する場合において、作業者マインドで立ち向かってしまうとどうしても戦えません。 

タスクとの向き合い方

では、どのようにタスクに向き合えば良いか

それは、思考者マインドを持つことです。つまり自分でしっかりと考えることが必要です。ですが、「良いものはそのままで良い」ということもしっかりと頭に入れておく必要があります。良い前例があれば、それは継続して続けていくべきです。 

ポイント①日頃のインプットに自分の意見を添える 

アウトプットすることは究極のインプットの手段になりえます。そして、「思考者マインド」も自然と備わってきます。

【アウトプットのポイント】
 ・自分の考えに基づいたものであること。
  あなたがどのような感情を持ったか、自分ならこうする、といった代替案、
  そしてその理由など。そしてそれを言語化できるとなおよい。

 ・知人や同僚と同じニュース、書籍、映画について語り合う。
  思考マインドを鍛えるのに有効。
  相手の考えというまた違うインプットが入ることでさらに思考が磨かれていく。
  この、「自分の意見を添える」というのは、通勤中などにも頭の中でできますので、
  ぜひ実践していきましょう。 

ポイント②あらゆる情報に「So What?」と「Why So?」をぶつける 

So What? ( だから何?)
  ⇒「自分なりの」結論を導き出すことができます。

Why So?(それはなぜ?)
  ⇒「自分なりの」根拠を導き出すことができます。

これを繰り返していくことで、点として得た情報であっても、自分の中で線や面に加工ができるようになる⇒自分の考えを生み出す力が養われる⇒思考者マインドが育っていきます。

最初はしんどいかも知れませんが、一度癖がつくと、むしろ勝手に考えるようになります。そうなれば、思考者マインドの定着にも大いに役立ちます。 

まとめ

  • 私たちは普段の生活の中で自然に作業者マインドになってしまう傾向が強く、意識して取り払う必要がある。
  • 作業者マインドを取り払い、代わりに思考者マインドを組み入れることで、付加価値を作り上げることができる。
  • 思考者マインドを取り入れるポイントとして、日ごろのインプットに自分の意見を添えたり、あらゆる情報に対してSo WhatとWhy Soをぶつけることが有効。

ある仕事に慣れてきたタイミングが要注意です。思考停止して作業者マインドが襲ってきます。思考者マインドをしみこませて、あなたにしかできないアウトプットを作り上げましょう。

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