本日は日頃から毎日勉強させていただいている両学長(参考はこちら本当の自由を手に入れるお金の大学)のYou Tubeで面白い動画がありましたので紹介します。お金のことに限らず、サラリーマン生活でも自問自答は重要ですよね。それではいきましょう。
質問1 :買う余裕があるのか?
お金が貯まらない人にありがちなのが「買えるということと買う余裕があるということ」を混同しています。これは全くの別物です!この区別がつかない人は永遠にお金が貯まりません。
例えばお財布の中に10万円ある状態でお買物に行ったとします。7万円のバッグを見つけたらお金が貯まらない人はこう考えます。
私はこれが買える=買う余裕がある。よし!買おう!
買えるものを好きなだけ買っていたら口座にお金が残るはずがありませんよね。とはいえ財布の中にあるお金でモノを買うならまだマシな方で自分の未来の収入をあてにして買える=買う余裕があると考えてしまう人は危険です。未来の収入をあてにしてはいけません。(クレジットカード地獄に落ちるタイプの考え方です)
お金持ちになれる人の「買う余裕があるのか」の判断基準を参考にお金持ちへの道を脇道に逸れることなく邁進していきましょう!
- 総資産の○%未満か?
- それを買っても、収入の20%以上を貯蓄できるか?
質問2:いくら稼がないといけないのか?
このような質問があった場合、読者の皆さんはどのように回答しますか?
200万円の車を買うにはいくら稼げばいいですか?
200万円の車を買うためには200万円稼げばいいんじゃないの?っと思った方はこれから一緒に勉強していきましょう。
200万円の車を買うには少なくとも240万円ぐらいは稼がないといけません。なぜなら我々の稼ぎには税金や社会保険料がかかるからです。平均的な年収の人はざっくり20-30%ぐらい税金で持っていかれます。手取り率で計算する癖をつけましょう!
- サラリーマンや公務員は実質的に表示価格では買えません
質問3:何時間と交換しているのか
質問2で紹介した通り、表示価格を手取り率で割ると本当の値段が出ます。今度はそれをさらに自分の時給で割ってみましょう。こんなイメージです。
3万円の洋服が売っています。税金を考えると3万円/80%=37,500円稼ぐ必要がある。自分の時給は1500円なので37,500円/1500円=つまり25時間となります。
25時間働かないと買えないということです。日頃から時間がない、時間がないと感じている人が多いのではないでしょうか。その理由は簡単で思っているより安い時給で思っているより高いものを買っているからです。いつの間にかものを買うために自分の人生つまり時間を捧げ続けるスパイラルこれにハマってしまっているんですね。
- 「これを買うために自分の人生を何時間捧げることになるのか」をしっかりと自分に問いましょう。
- 時間を捧げる生活からお金がお金(時間)を生み出してくれる生活にシフトしていきましょう。
質問4:配当金で換算するといくら分の元本が必要か?
これも非常に重要な質問ですね。配当金というのは究極の不労所得です。管理の手間がほとんどかかりませんし、株式は消耗品ではないので持続性成長性もあるからです。
ここでは次のケースで考えてみましょう。「月額6000円のスポーツジムに通うかどうか」です。月額6,000円ということは年間72,000円です。仮に株式の配当利回りを5%、税引き後で4%とすると72,000円/4%=180万円の投資元本が必要になります。だからお金持ちになれる人はこういう考え方をします。
- スポーツジムに通うライフスタイルには180万円の投資元本が必要。
- それだけのお金を貯めようとすると2年以上はかかる。
- ではこのライフスタイルにはそれだけの価値があるか。YesかNoか。
質問5:他のもので代替できないか?
先程のケースを参考にすると「健康は重要だよ。ジム通いたいよー」と思う方がいるかもしれません。このような方は他のもので代替できないかを考えましょう。例えばジムに通わずに自宅でYoutubeを見ながらトレーニングすることもありだと思います。実際に私もジムには通わず、自宅でNikeトレーニングアプリを活用しトレーニングをしています。
- 代替可能性を一切考えず、お金を払うことでしか自分の欲求を解決できない思い込みを捨てよう!
質問6:「安心」「快適」「金持ち」になること どれを優先するか?
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)で有名なロバートキヨサキ氏の考え方です。
金持ち父さん曰く人はこの3つのことに優先度をつけてお金を使っています。①安心でいること、②快適でいること、③金持ちになることこの3つです。
安心の典型例は保険です。安心のためにお金を払ったらお金持ちになるためのお金は手元に残りません。読者の皆さんに理解してほしいのは「安心」と「お金持ちになること」は基本的にはトレードオフだということです。
後は「快適さ」です。綺麗で広い住宅、乗り心地の良い車、着心地のいい洋服、便利でこういった物は全て快適さを得るためのものです。
要するに金持ちになることは後回しになっているんですね。ここに気付けるとライフスタイルが変わってきます。
- 優先順位のバランスを意識しよう。安心も快適も必要最低限に!
質問7:1回あたり幾らになるか?
ここではこちらの質問で考えてみましょう。
1万円のバッグと10万円のバックどちらが高いですか?
これだけなら10万円のバッグの方が高いと答えるに決まってますよね。しかし、これならどうでしょうか?
1年しか使えない1万円のバッグと15年使える10万円のバッグどちらが高いですか?
こうなると実質的には10万円のバッグのほうが安くなりますよね。すぐ壊れてしまう1万円のバッグのように頻繁に買い替えをしなくていいからです。これが1回当たりいくらになるか計算しようという質問の意図です。
- お金持ちは良いものを長く使う
質問8:その支出がライフスタイルになるとFIREが何年遠のくか?
FIREつまり経済的自由を手に入れて、勤め人を卒業するには生活費の25年分の貯蓄が必要だと言われています。生活費が300万円の人は7,500万円。生活費が400万円の人は1億円。生活費が500万円の人は1.3億円というイメージです
絶望的な数字に見えるかもしれませんが、サイドFIREならこれの半分でもいけます。
例えばスマホの課金ゲームで重課金戦士になったとします。課金額は1万円/月。12万円/年生活費が増えると、FIREに必要な額は激増します。追加でFIREに必要な額は12万円×25円=300万円となります。今の世の中、年間50万円貯蓄していたら頑張っている方です。年間100万円貯蓄できていたら優良家計としてお褒めの言葉をもらえるレベルです。そういう方でさえ、300万円貯蓄するためには3年以上かかります。
月1万円の生活費アップにはFIRE(自由)を3年から6年遠ざける破壊力があることを覚えておきましょう。皆さんがお金を払おうとしているものにはそれだけの価値がありますか?という問いかけが大事ですね。
- うかつにお金を使うことは自由から遠のくことだ!
質問9:そのお金は将来いくらの価値になるか?
最後は世界最高の投資家オーレンバフェットさんの考え方です。もうご存知の方が多いと思いますが、複利のパワーは半端じゃないです。利息に利息が付くお金が転がる雪だるまのように増えていきます。
例えば皆さんが今日賢く倹約した1万円。年に5%で30年運用すると30年後には44,678円になります。約4.5倍です。もしこういった倹約の積み重ねで月10万円の投資余力を作ると30年後には約8,300万円に化けます。バフェットは$1なくすだけで「ああ、将来の$100を失った〜。鬱!」っていう感じな発言をしていたという逸話があるぐらい将来の価値を気にしているようです。
こういう価値観があるからこそお金持ちになれるんですね。
- 今日倹約したそのお金が将来どれだけの価値になるかを理解する
本日紹介した9つの質問を明日からこの2つのシーンでは必ず問いかけるようにしてください。
- 家計簿を見直している時
- 買い物に行った時
旅行に行きたい!【日本最大級の旅行サイト】楽天トラベル、ネットショッピングしたい!日本最大級ショッピングサイト!お買い物なら楽天市場などの様々な誘惑がありますが、幾多の関門を潜り抜けた上での買い物は満足度が非常に高いと思います。浪費を単純に恐れるという考え方ではなく、満足度の高い買い物をするために自問自答するということを一緒に意識していきましょう!
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