【2歳児子育て】自立を促し、思考力を育てる

子育て
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 第一次反抗期といわれる3歳。
 それは、自立の始まりなのです。
 この機をとらえて、うまく自立を促しましょう。
 また、思考力がぐんと伸びる時期です。

自立の始まり

3歳は第一次反抗期と言われますが、これは反抗と捉えずに自立期と考えましょう。「いや」が始まるのは、自立が順調に進んでいるしるしです。この時期の子供は、何でもいやというものです。

この時、頭から反抗と決めて叱って育ててしまうと、自立が進みません。

自立の気持ちを尊重する

親としては、子供が自己主張をし、離れていくのを喜びましょう。そして、より積極的に離れることを手伝いましょう。

まず、子供の自立の気持ちを尊重することが大切です。「〜しなさい」という代わりに、「〜と〜と、どっちにする?」というように自分の気持ちを言い表せる問いかけをしてあげると、自立がうまく進みます。

また、この時期の子供は、親から離れて自立したいとする反面、まだまだ親から離れられず「抱っこ」を要求します。それを突き放して、「〇〇ちゃんと遊びなさい」というようにすると、かえって自立ができなくなってしまいます。

この時期は、まだまだ親との遊びが必要で、一人遊びや他の子供とはうまく遊べないこともあると知っておいてください。

考える能力が育つ

3歳になると、脳の前頭葉の部分が著しく発達してきます。考える遊びをすればするほど。考える能力が高く育ちます。

自分の考えで、色々新しい物を作ったり、組み立てられるといったものが、この時期の子供にとって良いおもちゃです。積み木やブロック、粘土遊びなどがおすすめです。

また、3歳の頃は、思考の働きがぐんと伸びるとともに、手先の器用さが発達する時期でもあります。ハサミなどの道具を使って手先を使う小さな技能をできるだけ多く発達させることを心がけましょう。

手先の器用さは、知能の高さに比例すると言われています。この時期にお箸を使わせること、自分で衣服の脱ぎ着ができることを目指しましょう。

言葉の能力を育てる

親が、日常的に子供にたくさん話しかけましょう。その時には、大人に話しかけるような正確な言葉で筋の通った話し方をすることが大切です。

そして、できるだけたくさん絵本を読んであげます。3歳のうちに図書館に行って、子供に好きな本を選ばせて、借りてくる習慣を身につけましょう。子供の言葉の能力を高めるのに、絵本を読んであげることほど良いことはありません。

今日のPoint

  • 「いや」は自立の始まり
  • 手先の器用さと知能の高さは比例する
  • 絵本の読み聞かせをたくさん行う

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