【3歳児子育て】幼児期に教える「あいさつ」「返事」「けじめ」

子育て
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小さなうちに、筋の通った社会道徳を教えましょう。
そのためには、親が手本を示すことが大切です。

基本の3ヶ条

昔の人には、子供を伸ばす知恵がありました。寺子屋では、「童子教」を教えました。これは、今で言う道徳ですが、この道徳を教えることが子育ての中心でした。「童子教」は小さな子供の時に、筋の通った社会道徳を教えるために用いられました。子供たちは「童子教」を学ぶことによって、親を敬い、目上の人を敬い、挨拶をきちんとし、感謝の心を学び、立派な行いをすることを学びました。

子供にどのようなしつけをすれば良いか、基本となる3ヶ条があります。

①朝、必ず「おはよう」とあいさつをする

②呼ばれたらすぐ「はい」と返事をする

③片付けをする習慣をつける

親が手本を見せる

まず、親が手本を見せることが大切です。子供は親の言うことから学ぶよりも、親のすることを見て学びます。ですから、親が手本を見せ続け、率先してモデルを示すことです。

朝、必ず挨拶をすることを教えるには、子供が起きてきたら、親の方から「おはよう」と挨拶をしましょう。

おうちの方が、子供が起きて来た時に「おはよう」と声をかける習慣にすれば、子供も必ず「おはよう」と挨拶するようになります。これで朝の挨拶の習慣が身に付きます。

朝の挨拶がしっかりできる子は、挨拶上手な子供に育ち、良い人間関係を結ぶことができます。

2番目の「はい」と言う返事が気持ちよくできる子に育てるには、例えば、父親や母親がお互いを呼んだ時に、必ず「はい」と答えるなどして、見本を示すことです。親が見本を見せ続けると良いのです。

3番目のポイントは、靴を揃えるということです。これでケジメをきちんとつける習慣を育てます。また、自分がしたことの責任をきちんと取る子が育ちます。靴を揃えることを通して、そのような大切なことが身につくのです。

靴を脱いだら、靴をキチンと揃え、椅子から立ったら、椅子をきちんと机あるいはテーブルに収めるようにし、ブロック遊びが済んだら、ブロックをきちんと自分で片付けると言うケジメをその都度つけさせましょう。すると、したい放題ではなく、自分のしたことにきちんと責任の取れる子供が育ちます。

今日のPoint

  • まず、親が挨拶をする
  • 大人同士の会話で「はい」と返事する
  • 片付けをする習慣をつける

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