子供が自分で選んだ本を読んであげましょう。気に入って何度も読む本に加えて、新しい絵本を取り入れて読書好きに育てましょう。
子供に本を選ばせる
読み聞かせをする絵本は、親が選ぶよりも子供自身に読みたい本を選ばせて持って来させる方が、集中して聞くものです。子供が喜ぶ絵本、自分で、「読んで、読んで」と持ってくる絵本は、何回でも読んで聞かせましょう。
毎日同じ本であっても、本人が飽きて退屈するようでなければ問題ありません。
一方で、新しい絵本を加えていくことも大切です。絵本は一冊の本を繰り返し読むこと(精読)、出来るだけたくさんの本を読むこと(多読)の両方をうまく進めていきましょう。
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読みたい本を自分で選ばせると、キャラクターの図鑑などを持ってくることもあります。そういう場合は、「それは、自分の時間にたっぷり見てね。今はお話の時間にしよう」と言って、選び直させましょう。
読み聞かせは、小学4年生頃まで続けましょう。オススメはWORLDLIBRARY ENGLISHの英語の絵本です。(世界中で愛されている英米のベストセラー絵本の中から 厳選した絵本とAudio CDのセット WORLDLIBRARY ENGLISHシリーズを発売)
一日20-30分は読んであげる時間を取る
毎日の読み聞かせの時間は、できれば20分から30分はとってあげたいものです。本の冊数でいうと、小さい子供の場合は、短いストーリーの絵本を一日につき3~5冊というところでしょう。時間が許すなら、10冊くらい読んであげると良いです。
2人兄弟であれば、1人3冊ずつ読んであげればよいでしょう。2人で6冊ずつ読んでもらっているようなものです。1冊目は上の子の本、2冊目は下の子の本と、交代に読んであげることで、「約束」や「数」、「順番」の概念を教える機会になります。これも勉強の種にしてしまうと良いでしょう。
読書への関心をつなぐ
子供が小学校高学年になったら、無理に親が読み聞かせをすることはありません。ただし、親の方から子供が好きそうな本を探して、「これ、おもしろいよ」と勧めてみるなど、読書への関心をつないでいく働きかけは続けていきましょう。
また、書店に子供を連れて行って、「好きな本を買っていいよ」という場合も、「コミック以外」というような約束事を決めておくと良いでしょう。大きくなったら、漫画本やゲームの攻略本などを欲しがるようになるものですが、そういった本は自分の小遣いで買わせましょう。
このように、子供の要望を100%受け入れるのではなく、親が多少コントロールすることも必要です
大阪でのおすすめスポットは「こども本の森 中之島」です。(https://kodomohonnomori.osaka)人数制限があり、なかなか予約が取れないのでお早めにCheckすることをおすすめします。
今日のPoint
- 子供が選んだ本を読む
- 一日20-30分が目安
- 読書への働きかけは続ける
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