【2歳児子育て】玄米は理想の主食

　お米は、日本人にとって欠かすことのできない宝物のような食材。
　玄米と白米では、摂取できる栄養素に大きな差があります。

白米より玄米を食べると良い理由

■玄米は完全栄養素

収穫した米から籾を取り除いた状態が「玄米」です。そして、玄米から米ぬかと胚芽を取り除いたものが白米です。

白米のまわりについている胚芽には、ビタミンB群を始め、現代人に不足しがちなビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。「白米」は、精製することによってもともと含めれているビタミン・ミネラルが欠乏した状態になっています。

■集中力がUP

玄米は白米に比べ、GI値が低いです。GIとは、食後血糖値の上昇を示す指標で、値が低いほど、食後の血糖値の上昇が緩やかです。血糖値が急激に上がると、インスリンという物質によって血糖値が急激に下がり、食後の眠気やイライラなどが起こりやすくなります。

■腸内環境が快調

玄米には、白米の4~5倍の食物繊維が含まれています。食物繊維が豊富なので、口から取り込んでしまった有害なものを絡めとり、体外に排出してくれます。

主食には、栄養価の高い玄米がおすすめです。白米になる時に取り除かれてしまう胚芽部分に、ミネラルやビタミンが豊富に含まれています。食感が苦手という子供には、5分づきや白米に雑穀を足すなどして、栄養満点の主食にしてあげましょう。

幼児期から、子供に噛む力をつけるような食事が大切です。噛む力については以前本ブログでも紹介してますので参考にしてください。

玄米が持つ豊富な食物繊維は噛む練習になります。また、噛む回数が増えると唾液の分泌が増え、ゆっくり食事を摂ることになり、満腹中枢が刺激され、適切な食事量で満足できるようになります。