どうも。Toshiです。今日のテーマはこちらです。
考えるためには、「豊かな体験」と「イメージ」「言葉」が根本になければいけない。
体験したことを言語化して表現させることは、考える力を育てる元になる。
考える力と言葉の力
考えることは過去の体験と記憶を元にして行われます。記憶がなければ考えることはできない。幼児のうちは初めて学ぶことがほとんどです。初めてのことは記憶がないので考えることができません。それを「よく考えなさい」と言っても無理というものです。
過去の体験をイメージと言葉で記憶することで、「考える」ステップに進むことができます。
そのために、体験したことを言葉で教えておくことがとても大切です。言葉を教えると、記憶力も高くなります。
将来、高い思考力を身につけるために、言語力と記憶力は欠かせない力なのです。
考える力を育てる言語力と思考遊び
3歳からは少しずつ考える力が育ちます。考える訓練をさせましょう。「なぜだと思う?」「どうしてかな」などの言葉をかけて、言葉で思考・表現させることを大切にしてください。
折り紙や色紙などで易しい思考遊びをさせましょう。
例えば折り紙をしながら、「半分に折ったら同じ形のお部屋(長方形)が2つできたね。どう折ったら同じ形の4つの部屋ができるかな?」など、楽しみながら少しずつ考える力がつくように導きましょう。
また、絵カードを使って文作りをするのも良いです。例えば、子供に渡したカードが「人形」と「電話」の場合、「人形が電話をかけています」というような文を作ります。
このとき、主語や述語、助詞(て・に・を・は)を正確に使うことが大切です。言葉の正しい使い方を知らなければ、情報を正しく理解できません。
やる気を伸ばすタイミング
子供たちが勉強や取り組みを楽しみ、好きになるために親ができることは、やる気を起こさせ、伸ばすことです。
やる気を伸ばすために、子供が「お絵描きしたい」「文字を書きたい」など、自分から興味を持ったことを後押ししてあげましょう。興味を向けたことは、その能力が開花する、グンと伸びる合図のようなものです。そのタイミングをしっかりつかんで親から働きかけることで、回り道や苦労をすることなく、子供の能力を伸ばすことができます。
たとえ何かできないことがあったとしても、「どうしてできないの?」と問い詰めたりしないように気をつけましょう。多くの場合、やる気がないからできないのではなく、「やり方がわからない」からできないのです。それよりも、「そんなときは、こうしたらいいよ」とやり方を教えてあげましょう。
今日のPoint
- 考える元は体験・イメージ・言葉
- 正しい言葉で思考力を育てる
- 遊びを通して考えさせる
コメント