とある起業ストーリー
Aさんはスポーツ大好きでスポーツクラブの起業を決意しました。
【起業プラン】
■2年間大学院に通い、知識と人脈を築く
■資金を貯めて卒業時に起業
【??】まずは「休日に1回3,000円でスポーツ教えます」ってビラを配ってみたら?
【Aさん】いや、まだ準備期間だから・・・
〜2年後〜
■他社にコーチで入り、ノウハウを学ぶ
■年会費80万円のビジネスサロンで集客方法、WEB広告を学ぶ
【??】早く自社サービスを売ったら??
【Aさん】いやいや、まだ準備期間だから・・・
〜3年後〜
■20万円でWEB広告を出すも、集まった生徒は2人
■1,000枚ビラを撒くも反応は0件
いくら知識、人脈を得て、高品質の商品を準備しても、売り始めない限り、ビジネスは一切前に進まない
〜その後のAさん〜
■必死の販売努力で、50名を集客
■顧客満足度を最優先に、お客様の声を通じてプログラムを改良
【⁇】「販売以外の準備にひたすら時間をかける」会社員の95%がこのタイプです。
自社サービスの質を高めるのに効果があるのは大学院などでの知識や人脈ではなく、お客さんの生の声です。
早く稼げるようになるために、最優先で取り組むべきは販売力の強化
販売に注力すべき3つの理由
最も重要なプロセスだから
■ビジネスのプロセスで売上が生じるのは販売だけ!
■売るのが先、商品を完成させるのは後!
最強のフィードバックをもらえるから
一刻も早く市場に商品を出すのが重要な2つの理由
・市場の有無を確認できる
・お客さんからフィードバックをもらえる
商品改良の最強アイデアは、自分の頭の中ではなくお客さんの生の声の中にあります。
汎用性が超高いスキルだから
営業(販売)こそが最重要。営業の成功への鍵は、「4つの不」を乗り越えること
・不信:営業マンに対する信頼不足
→過去の優勝経験、大学院のMBA、コーチ資格などをアピール
・不要:商品に必要性を感じない
→子供の運動時間減少とリスク、体力や根気、協調性の低下による不利益を科学的に説明
・不適:その商品がベストとはいえない
→競合より優れている所を強調。1つでもOK
・不急:それを買うのは今じゃなくて良い
→子供の運動神経の急成長時期(9-12歳)を逃すと取り戻せないと説明
販売に注力できない3つの理由
怖い
■お客さんからの「No」も、売り上げゼロの現実も怖い
■起業家の罠:7-8割を販売、2-3割をその他の活動とすべきなのが、逆転している。
泥臭い
■戦略立案、市場分析、商品開発などに比べ、営業は軽視されがち。
■営業に関するネガティブワードも心理的ハードルに。(どぶ板営業、押し売りなど)
社会的地位が低く感じる
■医師、弁護士、教授などの他の職種と比べ、営業は地位が低く感じる
つまらないことを気にしなくなった人は強いです。販売力は突き詰めれば億万長者になれるスキルです。
極意:とっとと何かを売れ!
まとめ
儲ける秘訣=販売に直結する時間を増やすこと
■稼ぎたい人にとって販売は、仕事の選択肢の1つではなく、義務
■自分に向いている営業スタイルの成功例をマネよう!
例えば・・・
・副業でサイト運営(ブログ等)
→早くアフェリエイトリンクを張る
・プログラミング、Webデザイン
→早く案件を受注する
・副業コンサル
→早く自分を売る
・ハンドメイド
→早く商品を売る
・副業に興味はない
→早く転職市場で自分を売る
営業アレルギーを捨て、「とにかく売ったろ!」のマインドになれば、稼ぐ力は飛躍的にのびます。
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