こんな時どうする?(朝の準備が進まない時)
朝の準備で、子どもがなかなか動かない時ってありますよね。時間がないからこそ、「早くしなさい!」「これにしなさい!」と怒ってしまったり・・・こんな時にオススメな声かけ変換をご紹介します。
Before:早く着替えなさい!
After:どっちにする?
ワンポイントアドバイス
親が「早く〇〇しなさい!」と指示や命令をしても子供はなかなか動きません。だからこそ、子供が自ら選べるという環境を作ると主体的に行動しやすくなります。
すべて自分で選ぶことは難しいのでまずは2つのうちから1つを選んでもらいましょう。
大人の世界で考えてみる
あなたが新入社員としてある職場に入りました。先輩から仕事で「こうしなさい!」と指示ばかりだと「面倒だな〜」とやる気が湧きませんよね。逆に「○と△の方法はどっちが良いと思う?」と聞かれたら、自分で選べるという喜びから主体的に動こうと思いやすくなるのです。
こんな時どうする?(子供が片付けない時)
子どもに「おもちゃを片付けて」と伝えてあとで部屋を見に行ったら、、、積み木だけ片付けてあったけど、その他のおもちゃはそのまま。こんな時におすすめな声かけ変換をご紹介します。
Before:積み木しか片付けていないの?
After:積み木を片付けられたんだね!
ワンポイントアドバイス
つい「〇〇しかできていないの?」と言ってしまいがちですが、できていないことよりもできていることを探して声かけをすると、子供がわかってもらえたと思い、「残りも片付けようかな〜」とやる気につながります。
大人の世界で考えてみる
お家の掃除をしているとあなたのパートナーが帰ってきました。その時に「リビングしか掃除できてないの?」と言われたらどう思いますか?「私も忙しいのに💢」と反論したくなりませんか?
反対に「リビングを掃除してくれたんだね」と言われたら、掃除したことを認めてもらえたと思い、「他の部屋も掃除するか〜」と思うかもしれませんよね。
まとめ
- 子供が自ら選べる環境を作ると主体的に行動しやすくなります。
- できていないことよりもできていることを探して伝えるとやる気に繋がります
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