来年から始まる新NISA、こんな質問をよくもらいます。
新NISAについて色々調べていますが意外と注意点がありませんか?
生涯投資枠は売却してもすぐ復活はしないみたいですし、注意点をまとめて欲しいです。
そこで今回は知らないと怖い、新NISAの5つの落とし穴を解説します。
落とし穴①
新NISAで買えない商品がある
積立投資枠で買えるのは現状の積立NISAで選べる220本の投資信託、一方、投資対象が広い成長投資枠でもレバナスなどは選べません。
落とし穴②
長期運用は思った以上に難しい
新NISAは非課税期間が無期限になるのが最大のメリットですが、投資信託の平均保有期間は約2-3年というデータもあり、それだけ短い期間で売却をしてしまう人が多いのが現実です。
20-30年と運用できる人は一握りかも?
落とし穴③
生涯投資枠の復活は翌年になる
新NISAにおける生涯投資枠の復活は、売却した年の翌年になるため、すぐに復活するわけではない点は注意です。
落とし穴④
米国株・ETFの配当への米国課税はある。
米国株式や米国ETFから受け取る配当や分配金は、NISA口座なら国内課税約20%は非課税になりますが、米国課税10%は変わらずかかります。
※売却益は米国課税はかかりません。
落とし穴⑤
非課税枠年360万の無理な満額投資
前提として投資は余裕資金が原則のため、貯金における生活防衛費に手をつけてはいけません。
身の丈に合う投資額を考えましょう。
まとめ
新NISAで注意すべき落とし穴は、以下5つ。
- 新NISAで買えない商品がある
- 長期運用は思った以上に難しい
- 生涯投資枠の復活は翌年になる
- 米国株の配当への米国課税はある
- 無理な満額投資はNG
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