こんにちは。今回は、会社員がキャッシュフロークワドラントの左側から右側へどうやって移動したら良いかを解説していきます!
こちらに前回の内容のリンク貼っておきますので参考にして下さい。
キャッシュフロークワドラントとは
キャッシュフロークワドラントは、4つのお金の稼ぎ方を表すものです。この表の左側と右側では、収入を得る方法が異なっています。
左側:自分の時間や労力を切り売りしてお金を稼ぐモデル=自分が働かなくなったら収入がなくなる
右側:自分以外の仕組みやお金に働いてもらってお金を稼ぐモデル=自分が働かずとも収入が得られる
会社員(Employee)が収入を増やす方法
会社員として稼ぎを増やす方法は、昇給するか転職をして単価を上げる、もしくは残業をして労働時間を増やす、この2つしかありません。
この「頑張った分だけ給料が上がる」ことを、多くの専属会社員は当たり前のことだと思っています。
「良い会社員」を育てる価値観
良い会社に入るために良い大学にいくべきといった考えは、日本の古い価値観が生み出したものではないでしょうか。このような考えで努力をしたとしても、結局行きつく先は自分の時間を売る超有能な会社員です。
本当の安定とは
終身雇用が終わり、超高齢化社会が待つ日本では、この古い価値観はすぐに捨てるべきだと考えます。なぜなら、このままだとクワドラントの右側に行くことに対して「恐怖」を抱いてしまうと同時に、左上 のクワドラント(Employee)にいることが「安定」であると錯覚してしまうからです。
ですが、マインドセットを変えてクワドラント間の上手な歩き方を理解すれば、右側のクワドラントに行く恐怖に打ち勝ち、本当の安定を知ることができます!
会社員がクワドラント間を移動するには
クワドラント間を移動するルートには、代表的なものが2つあります。
まず、会社員をやりながら不動産や株式などのマーケットへ投資をするパターン(E⇒I)。
もう一つは、個人事業主として副業をやり、その後事業経営者になるパターン(E⇒S⇒B)です。
キャッシュフロークワドラントを提唱したロバートキヨサキさんは、E⇒S⇒B⇒Iのルートでたどることを勧めています。ですが、個人的にはE⇒S⇒Bのルートで進みながら、同時並行でE⇒Iのルートもやっておくことをお勧めしています。
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同時並行を勧める理由
前提として、右側のクワドラントに移動する際は、かなり勉強をする必要があります。
事業経営者になる場合は、個人事業主の段階である程度の準備を行うことができますが、投資家になる場合は事情が異なります。
投資経験がないと知識ゼロの超初心者としてマーケットと向き合いますが、事業経営者として成熟した後で始めるのでは、遅すぎると思いませんか?
投資家としての予行演習や勉強を同時並行でしていれば、潤沢な投資資金ができ次第、すぐに賢い投資を始められるはずです。
まとめ
今後もクワドラントを移動する第一歩目の踏み出し方を、具体的かつ分かりやすくお伝えできるよう努めてまいります。
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