【2歳児子育て】【初耳学】骨や歯の強い子にしたいなら牛乳を飲ませない

子育て
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「牛乳にはカルシウムが豊富に含まれている」「牛乳を飲めば骨が強くなる」というのは、果たして本当でしょうか?
改めて牛乳を検証してみましょう。

牛乳と骨の関係

一般に、牛乳や乳製品はカルシウムの摂取源として優秀だという認識があります。しかし、カルシウムだけをたくさん摂取しても意味がありません。それどころか、カルシウムばかりが増えすぎると、体内のカルシウムの利用システムに異常が起きてしまいます。

牛乳の問題点

人間の食性に合わない

牛乳は牛の赤ちゃんのためのもので、人間の食性には合いません。

地球には多くの哺乳類が生存していますが、よほどの理由がない限り、同種の母乳しか飲まず、離乳期を過ぎて母乳を求めることはありません。

乳糖不耐性の問題

牛乳に含まれる、ラクトースという乳糖の消化酵素を、私たちの体は、ほとんど備えていない(厳密には、生後1歳半から4歳までに減少する)のです。そのため、牛乳を摂取すると消化に負担がかかり、下痢につながります。

アレルギーの原因に

0歳から6歳までの食物アレルギーの原因となる食品の割合は、第一位の鶏卵に続き、牛乳が第二位です。

牛乳に含まれる人間に合わないタンパク質を、私たちの体はうまく消化できません。牛乳が腸に到達すると、腸が牛乳のタンパク質を異物ととらえて、免疫システムが過剰に反応し、アレルギー疾患につながるのです。

カルシウムとマグネシウムのバランス問題

牛乳に多く含まれているカルシウムですが、正しく利用されるには、マグネシウムとのバランスが重要です。理想のバランスは、カルシウム:マグネシウム=2:1ですが、牛乳に含まれるその割合は11:1です。牛乳を飲めば飲むほど、増えたカルシウムに対してマグネシウムが不足します。マグネシウムが不足し、カルシウムが多くなると、カルシウムが体の中で正常な働きができず、骨からどんどんカルシウムが流出し、血管などに溜まっていってしまいます。

ホルモン剤の問題

多くの乳牛は、搾乳量を増やすために人工的な成長ホルモンが高濃度で投与されていたり、また妊娠・授乳中の女性ホルモンが高くなっている時に搾乳するので、牛乳の中にも女性ホルモンが多くなっています。これらを長期間飲むことで、前立腺ガンや乳ガン、卵巣ガンと言った、性ホルモン系のガンのリスクが高まるほか、ホルモンバランスが崩れ不妊症などにもつながる恐れがあります。

カルシウム補給は「まごわやさしい」で!

「まごわやさしい」食事でカルシウムを補給しましょう。忙しい家庭には献立キット「Kit Oisix」販売プログラムがおすすめです。

玄米や青菜、大豆などを使った、日本の伝統食(和食)は、カルシウムとマグネシウムのバランスが優れています。カルシウム源を牛乳に頼る必要はありません。

牛乳はあくまで嗜好品と考えるようにしましょう。

今日のPoint

  • カルシウムの働きはマグネシウムがあってこそ
  • カルシウム:マグネシウム=2:1が理想
  • 牛乳は健康飲料ではなく、嗜好品と認識する。

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