暑い日が続くとさっぱりした冷たい麺類など、炭水化物中心で栄養が偏りがちに。炭水化物と一緒に摂るとオススメなのが、「クエン酸」。夏バテの強い味方になります。
クエン酸はエネルギーの源
クエン酸は、私達の体の中で炭水化物をブドウ糖に変え、さらにエネルギーに変換するお手伝いをしてくれています。動く、見る、聞く、食べるなど、人が活動するためにはエネルギーが必要ですが、実はこのエネルギーは細胞内で行われる「クエン酸回路」によってつくられているのです。「クエン酸回路」とは、人間の体の中でエネルギーを作り出していく回路、いわば「体の中のエネルギー工場」なのです。
この回路がうまく回ることで、生命活動に必要なエネルギーがつくられますが、必要な材料が足りなくなると、エネルギー不足による疲労感、だるさ、夏バテ、集中力が続かないなど、様々な症状が引き起こされます。最近私の子供も【こどもちゃれんじ】への集中力が続かないかも。。。
クエン酸が疲労をとる
体に酸素が十分に行き渡っているときは、クエン酸回路が機能してエネルギーがつくられ、私たちは健康に過ごすことが出来ます。しかし、体が疲労を感じたとき、体内には乳酸が蓄積しています。血液中に乳酸が溜まってくると、脳が休憩しなさいという疲労サインを出します。クエン酸はその乳酸の分解を速やかに促します。
クエン酸はレモンやライムなどの柑橘類やお酢、梅干しなどに多く含まれる酸味を持つ酸です。また、口いっぱいに広かった酸っぱさの刺激により、脳内にノルアドレナリンが放出され、脳が覚醒する効果もあります。
さらに、クエン酸によりセロトニンレベルが高まるので、気分が良くなり、頭がシャキッとして、脳の働きがスムーズになります。
疲れた時、酸っぱい食べ物が食べたくなるのは、体が本能的にそれを求めているからなのでしょう。
クエン酸回路と「ビタミンB群」
クエン酸回路は、エネルギーを作り出すために、糖質や資質、時にはタンパク質を燃料として、回り続けています。
このクエン酸回路の潤滑油のような働きをしているのが、ビタミンB群です。エネルギーを生み出すのdになくてはならない、影の立役者なのです。忙しい家庭には献立キット「Kit Oisix」販売プログラムがオススメです。栄養バランスを考えてくれているので安心ですね。
■クエン酸を多く含む食品
梅干し、グレープフルーツ、ライム、レモン
■ビタミンB群を多く含む食品
アボカド、豚肉、納豆、枝豆
今日のPoint
- クエン酸回路が人間のエネルギー生産を行なっている。
- クエン酸回路が回らなくなると夏バテの原因になる。
- エネルギ生産にはクエン酸とビタミンB群が必要。
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